放射線科のご案内

放射線科では画像診断と放射線治療を行っています。

画像診断部門では単純X線撮影、造影検査、CT検査、MRI検査、放射性医薬品を用いた核医学検査、血管造影(血管内治療含む)などの画像検査を行っています。撮影後の画像を読影し依頼医に報告書を提供します。
平成27年3月からは県南地方で初となるPET-CT診断装置を整備し、高度医療の検査需要にも対応しています。

CT検査、MRI検査、核医学検査については当院以外の医療機関からの依頼もお受けしています。

放射線治療部門では高エネルギー放射線治療装置(リニアック)によるX線と電子線を用いてがんを切らずに治すべく診療を行っています。
更に放射性同位元素を用いた放射線治療として、骨転移のある去勢抵抗性前立腺がん治療や、バセドウ病に対する放射性ヨード内用療法を行っています。

患者さんのニーズを最優先した放射線診療を目指し、安心して受診・検査できるような環境整備を図り、サービス向上に努めています。

主な医療設備

画像診断部門
  • フラットパネル対応一般撮影装置 3室
    一般撮影では、頭部、胸部、腹部や全身の骨や関節などの撮影を行っています。
  • DR対応X線透視装置 2室
    2台のX線透視装置があり、主に上部・下部消化管の造影検査を行っています。
  • パントモ撮影装置
    歯科口腔外科からの依頼を主に、歯列撮影や下顎骨などの骨を撮影しています。
  • 骨密度測定装置
    骨密度測定は、骨粗鬆症の診断や治療の評価のために行う検査です。
  • 乳房撮影装置
    トモシンセシス機能搭載のフラットパネル式乳房撮影装置を備えています。
  • CT装置
    320列のマルチヘリカルスキャンが可能な装置を有しています。これにより、広範囲を連続して高速に撮影でき、検査時間の短縮や患者さんの負担軽減、高機能検査(冠動脈CT、大腸CT)の実施もできます。
  • MRI装置 1室
    1.5テスラ装置を有し、頭頚部(MRA含む)、体幹部、脊椎・脊髄、整形領域などの軟部組織のコントラストの良い画像を撮影できます。
  • 血管撮影装置(フラットパネル方式) 2室
    全身の血管を撮影することができます。心筋梗塞の治療や血管の塞栓術などのIVR(血管内治療)も行っています。
核医学部門
  • SPECT用ガンマカメラ
  • PET用ガンマカメラ
    RI検査は、わずかな放射能を持つ物質で標識した薬を体内に注射して、身体の外から測定装置で調べる検査です。
放射線治療部門
  • リニアック、位置決め用CT装置
    放射線科医のもと綿密な治療計画を立て、放射線治療を行っています。

診療実績

2024年6月

令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
一般撮影 22243 22731 22345 20452
乳房撮影 346 481 439 467
CT 7007 6634 6300 6222
大腸CT 185 178 198 133
冠動脈CT 40 48 37 32
MRI 2219 1895 1938 2119
血管造影 164 160 141 77
FDG—PET 1132 1070 1145 1219
核医学検査(PET以外) 140 127 125 115
放射線治療 2086 1559 1468 962
放射線科における地域医療連携の実績
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
地域医療連携からのCT検査依頼 565 508 562 524
地域医療連携からのMRI検査依頼 527 353 318 376
地域医療連携からのFDG-PET検査依頼 609 617 736 850

※オーダー件数

医療機関の皆様へ

CT・MRI・RIの患者さんをご紹介いただく際には、こちらの「CT・MRI・RIの患者さんの紹介について」もご確認くださいますようお願いいたします。

PET-CTの患者さんをご紹介いただく際には、こちらの「PET-CTの患者さんの紹介について」をご確認くださいますようお願いいたします。

設備写真

CT装置(320例)

MRI装置(1.5テスラ)

血管撮影装置

SPECT用ガンマカメラ

PET-CT装置

リニアック

乳房撮影装置

放射線科医師

石﨑 海子(いしざき うみこ)

役職 放射線科医長兼PET-CT画像診断センター長兼医療安全管理者
経歴 東京女子医科大学(2012年卒)
得意分野 画像診断
専門医・認定医 放射線診断専門医

放射線科 外来診療担当表

令和6年4月現在


受付時間
8:15〜11:00 石﨑 海子 石﨑 海子 石﨑 海子 石﨑 海子 石﨑 海子
青木 昌彦教授
(業務援助医師)
長畑 史子
(業務援助医師)

放射線科外来

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